ジェロニモ

日常を書き残しています。

2022.05.02

イギリスに住む友人と久しぶりに話をした。


急激に物価が上がっているそうで、フルタイムで働いていてもフードバンクに頼らなければ生活できない人が出てきているそうだ。戦争が続いていれば、この先も上がり続けるのではないかとのこと。制度のバランスが悪く、貧困になるにつれ負担が大きくなるシステムになっているそうだ。友人は「自分はまだそういう状況にはないけど、いつそうなっても不思議じゃないラインにいるよ」と話していた。気持ちが暗くなる。

わたしだってそうだ。わたしのしている仕事はゆとりとか余裕とか、そういうものがないと成立しない仕事だ。そういうところは一番最初に削られる。


ロシアは隣国で、日本だってもしかしたら北方領土のことでいきなり戦争になるかもしれない。色んな約束事があったとしても、約束は信頼をもとに結ばれるものだ。ロシアを相手にそんなものが通じるとは思えない。可能性はいつだってゼロじゃないと思う、今は特に。


ずっとこの件について、息子からの質問に答えることに苦慮している。人間としてどう伝えたら良いんだろう?嘘をつかず、子供にわかるように、わたしの価値観を押し付けず、どうやって話せばいいんだろう。

「お母さんもよくわからない。答えたいけど、すごく難しくてきちんと答えられない。ただお母さんは戦争は絶対にしちゃいけない事だと思ってる」、ずっとこれをアホみたいに繰り返してる。わたしは未熟者だ。